御礼:第5回VBPワークショップのご報告
去る7/22(土)に第5回VBP実践ワークショップを開催いたしました。
今回は、①模擬多職種カンファランスの事例を新たなものを使用し、②高齢者における意思決定に向けたSwiss Cheeseモデルを導入、③そして、何と言っても模擬患者さんに登場いただき、模擬家族カンファランスを実施した点でバージョンアップされました。
医師・薬剤師・看護師・理学療法士などバラエティーに富んだ職種の皆様にご参加いただき、下記の目標とコンテンツで開催しました。
ワークショップの目標
- 価値の多様性を理解できる
- 患者の価値を引き出すスキル(ICE-StAR)の重要性を知る
- VBPにおける多職種での議論が有用であると知る
コンテンツ
レクチャー「価値に基づく医療の概要と10のプロセス」
模擬多職種カンファレンス
レクチャー「ICE-StARとVBPにおける臨床推論」
模擬家族多職種カンファレンス with 模擬患者さん
振返り
※FB pageでWSの様子をご覧いただけます。
参加者の皆様のご感想
「他職種模擬カンファレンスを体験でき、各職種の意見の違いを実感できた。」
「シナリオが作りこまれていて面白かった。実際に腹に抱えているのに言わなかったりしている現実に近かった。」
「多職種間のディスセンサスについて理解できた」
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積極的なご参加、ご議論を頂くともにWSに高い評価も頂き主催者も大変嬉しく思っております。今回は新しい事例を用いて模擬多職種カンファレンス実施致しました。今回得られた改善点をもとにさらにバージョンアップしていきたいと思っております。次回は11月18日(土)東大本郷キャンパス内での開催を予定しておりますので、またこちらでご案内致します。
今後も、価値に基づく診療を皆様と一緒に学んでいければと思っております。